ユーミンの罪

 今年最初に読了したのは、酒井順子の『ユーミンの罪』(講談社現代新書)。
 酒井順子といえば、『負け犬の遠吠え』で有名なひとですが、わたし、ちゃんと一冊読んだことはなかったかも。(週刊誌などでエッセイは読んでますが)
 この本、ひとことで言って、ある種の黒歴史というか、痛い本というか……ユーミンのアルバムとからめて酒井順子の自分語りを読まされる感じ、大。そして、恐ろしいことに、一部分、その自分史が自分とも重なっているところがなんともかんとも

 思えば、遙か彼方の独身時代、ドライブするときにいちばん聴いたのはユーミンでした。

 朝日新聞の書評欄では「恋愛がレジャーだった時代」というふうにタイトルがついているけれど、ユーミンのキーワードはむしろ、この本でも言及されている「刹那」と「永遠」だと思う。
 そして、この二つの言葉からわたしが真っ先に連想するのは、樹村みのりと萩尾望都。
 刹那のなかに永遠を見ることを教えてくれたのは、この二人。

 昭和24年組の少女漫画とユーミンの関係性、こんなところにあったとは……。

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年収150万円一家 毎日のこんだて

 床のうえにほうりだしてあったこの本のタイトルに目をとめた息子。

年収150万円一家毎日のこんだて

年収150万円一家毎日のこんだて

価格:924円(税込、送料別)

「150万円って、ずいぶんお金があるね」
「よく見て! 一年に150万円よ」
「あ、そっか。月に一万だと、それは大変だね」
「ちょっと、ちょっと、よく計算して!」
「は?」
「月に10万以上にはなるでしょ?」

 算数が得意だという息子の言葉が信じられないこのごろです

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極うま超味料レシピ

 きのう、欲しい本が見つからず、かわりに買ってしまったのが、こちらの本
 なかなか売れているようで、楽天ブックスでは「売り切れ」マークがついていました。
 中身は、最近流行りの桃ラーから、ご当地調味料、昔ながらの調味料の紹介。簡単なレシピも載っていて、使えそうです。とりあえず、買うかどうか迷っている新しい調味料を、「買えば?」と背中を押してくれそう。
 でも、取り上げられている調味料、けっこう知っているというか、使ったことのあるものがあるなぁ。ひょっとして、わたしって、それなりにチャレンジャーなのかも?

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テルマエ・ロマエ(1)

 マイミクさんが紹介していたこちらの本を先日購入。
 さっそく読み終わってしまいました。
 面白かったぁ。
 なにせ、ローマ時代の風呂建築家がいきなり現代日本に風呂修行にやってきて、戻っては、修行の結果を自分の時代にもたらすという……(ちょっと、ちがうか?)。
 なんで、彼がそんなタイムトラベルができるようになったのかということは描かれてないのですが、とにかく、それと、たった五つしか物語が入っていない以外は大満足の一冊です。
 はやく続編が読みたいわん。


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出版記念パーティー

出版記念パーティー

 きょうは友人の出版記念パーティー。
 元気そうな姿を久しぶりに見られてよかったです。

出版記念パーティー2

 お店のお料理もとても美味しくて、今度、また来たいと思うほど。
 ただし、場所がうちからちょっと遠めなので、行けるかなぁ。

 友人の出版した本はこちら

 わたしはもちろんパーティー会場で買って、サインをいれていただきました
 これから読みます。楽しみ、楽しみ。


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『小学五年生』

 四月から息子も小学五年生。
 というわけで、いまどきの小学五年生男児の気持ちを知るべく、こちらの本を読みました。

 ひとつひとつのお話が短く、どれも小学生男児の一瞬の心象風景が描かれていて、ふうん、こういうことを思っているのか、とか、わたしもそうだったっけ、などと読んだのですが……あのぉ、どこにも、学校から帰ってきたら、公園に遊びに行くこともなく、うちにずっといて、ぼけぼけしている小学生男児の話がないんですが?

 うちの息子、やっぱりちょっと、変わってるのかなぁ?
 ま、TVゲームにのめりこんでいるわけでもなく、大相撲の星取表をつけたり、パズル雑誌「ニコリ」を読みふけったりと、インドアオタク気質満開というだけのような気もしないでもない……

 でも、もうこのあたりだと、「バスに乗って」の回数券の話が、過去のものになりつつありますね。うちの息子でも、小学一年生からパスモだし。「ケンタのたそがれ」の塾通いにしても、五年生からなんて、もう遅い、遅い。うちのあたりでは、本気で中学受験を考える子どもたちは三年生の二月ぐらいから通いはじめていますもん。
 もっともそういう日々の流れとはべつに、ドキドキしたり、笑っちゃったり、泣いちゃったりという、普遍的なものは変わらないんですけどね。
 そういえば、わたしが自分の死というものを意識したのは、小学五年生のときだったっけなぁ。


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きょうの買い物

 またまた、しょうこりもなく、こんなものを買ってしまいました。

 トトに編んでも、そんなに喜ばないのになぁ。どっちかっていうと、わたしの自己満足にすぎないような気もするのですが……

 あと、ついでにこんな雑誌も特集にひかれて購入。

 なんで、これを買ったかは、そのうち理由がわかります

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男の子の脳を伸ばすのはどんな親?

 編集の手伝いをしていた本が出たので、お知らせします
 この本を自分の頭にたたきこんで、うちでも実践したいと思っています……でも、道は遠いの

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きのう何食べた?3

 何度も書いてますが、わたしはシングルタスク仕様。
 要するに、平行して仕事をするのが苦手なんですよね。
 これは生活全般にいえることで、要するに、料理のときも、三品同時進行とかいうことができない。ひとつ、作りおえて、作業を終わらせてからでないと、次の作業に進めないという……だから料理が遅い、手際が悪いわけなのだけど

 やっぱり、史郎さんはすごいなぁ。
 それだけでも、尊敬してしまいますよ。

 でも、史郎さんのレシピって、味付けにめんつゆ多用しすぎ。それに、トウバンジャンとか、唐辛子とか、わたしが使えない調味料が多いので(それもまた問題なのかもしれないが)、レシピとしていまひとつ、参考にできないのがなぁ……。もちろん、史郎さんみたいな手順で作れないわたしにも問題ありありですが。

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100文字レシピ ごちそうさま!

 まえにも書いていると思いますが、わたしの趣味のひとつにレシピ本集めがあります。
 とはいっても、なにもご大層なレシピ本を買うのではなく、わたしがレシピ本に求める条件はただ二つ。
 ひとつは、簡単にできること。
 そして、もうひとつは、材料がお手軽(うちにある材料、一つか二つで作れるもの)。
 要するに、主婦歴ウン年のわりに、ちっとも料理の腕がないわたしが頼りにできるものとなると、この二つの条件にあうレシピ本じゃないといけないんですよねぇ
 というわけで、きのう購入したのがこちらの本
 はい、もちろん、わたしの条件をクリアしております。

 今夜、この本のなかから「豚肉とキャベツの甘辛煮」を作ってみたのですが、なかなか好評。しかも、簡単。
 じつはこの本、「100文字レシピ」シリーズの三冊目でありまして、とうぜん、一冊目も二冊目も持っているわたしです。
 文庫本なので、かさばらないし、これは買いかも。

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