男の子の夢
自分だけの鉄道を作って、ミニチュアの機関車を走らせる……って、ある種、男の子の夢だと思う。
きのうは、そんな夢をかなえた方々が集まるところへお邪魔。
けっこうな敷地のなかに、ちゃんとしたレールが敷かれ、同好の士が自分の機関車をおのおの手入れしているところは、なんというか、実に牧歌的。わたし、旦那、息子、そして旦那の両親はそのなかでは明らかな異分子だった。もっとも、なぜそこに行ったかというと、旦那の父の友人が誘ってくれたから。息子はそのかたの運転する電気機関車に乗せてもらって、もうご満悦。最初は恐る恐る乗っていたのが、最後のほうは、笑顔でいろいろしゃべっているのが見えたから、相当興奮していたようだ。
これを機会にその道へ踏み出されても困るが、とにかく面白い経験をした午後だった。
ワールドコン日本開催決定
年頭の予定では、九月のあたまにボストンに行くつもりをしていた。しかし……諸般の事情でお流れ。なぜ、ボストンかというと、そこで今年の世界SF大会(通称ワールドコン)が開催されていたからである。
英語力は皆無に等しいわたしであるが、なぜか、ワールドコンにはけっこう参加している。基本的にSFファンのお祭りなので、どういうふうに参加しようとも、参加者の自由。大会を浮遊し、大会が開催されている都市を観光するだけみたいな参加の仕方だってOK。初めて参加したシカゴで、そんなワールドコンの雰囲気に触れ、わたしはすっかりワールドコン参加の虜になってしまった。シカゴでは、今は亡きR・A・ラファティやハル・クレメントをお見かけしたのも懐かしい思い出となっている。(わたしってば、たんにミーハーなだけだな、こりゃ(^^;))
でも、今年はまえにもまして、参加したかった。なにせ、今年は日本のSFファンにとっても特別な年、特別な大会だったのだ。
それは……二〇〇七年のワールドコン開催場所が参加者の投票で決定する大会なのだ。
二〇〇七年の開催場所に名乗りをあげたのは日本とコロンバス。いままで非欧米圏で世界SF大会が開催されたことはない(と思う)。
さて、結果は……日本開催決定である。
二〇〇七年、横浜の夏は暑くなるぞ! といまから予言。
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